薬剤師と生活環境
薬剤師の業務内容で有名なものとしては、調剤になりますが、服薬指導なども重要な業務になります。
医師からの処方箋にあった薬剤を調剤するだけならば、薬剤の名前と形が分かれば誰でも出来てしまいますが、服薬指導は、患者に対して適切な薬剤の服用方法や注意点を説明しますので、深い薬剤の知識がなければ務まらないでしょう。
さらには、服薬指導も、ただ薬剤の使用方法を説明するのではなく、患者の生活環境や状況などにあわせたものにしなければなりません。
患者が困っている事は、一面からは感じ取ることは難しいので、様々な面からみる広い視野も必要となるのです。
例えば、患者が眠れなくて困っているという場合に、しっかりと理由を聞かずに、ただ、睡眠導入剤の処方を医師に提言するのでは、ただの薬剤のセールスマンと変わりません。
まずは、どの様な理由から患者が夜眠れないのかを対話しなければなりません。
高齢になってくると、夜トイレに起きるだけでも、睡眠に障害がでる場合などもありますが、それならば、夜トイレに行かないために、水分の量を調節するなどの事を提言する事ができます。
なんでも薬剤に頼るのではなく、少しの工夫でも改善できるように、生活環境を考えて上げる事が必要になるのです。
この様な事を、クオリティオブライフと呼びますが、これからの薬剤師は、深くクオリティオブライフの事を考えなければなりません。
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